MUKU-DATA  パオロサ(パオロッサ)天然乾燥材 プレナー済


長く保管されていた木だったんだろうと思うのですが
木口にマジックでパーローズと書かれてありました。
パーローズとパオロサは樹種事典によるといづれもマメ科のアフリカ材らしい。
似ているようで混同しがちだがどうやら少し違うらしい。
過去、パーローズと書かれた材を1枚、
フェルナンブーコと書かれてあった4m材を2枚、Fブーコは調べたら
パオロサだという結論に至った。
それしか経験がないのでPローズなのかPロッサなのか・・・
でも、色々と画像検索するとロッサの方に見えるので、
一先ず、パオロサ一枚板として記載した。

この木って何色?ってなれば、大きく括れば「赤」だよね。
赤い木っていうとブビンガ、花梨、パドック、サティーネなど色々と思い浮かぶと思うけど
当然ながらそれぞれ微妙に色と木目が違っていて受ける印象も微妙に違うから面白いですよね。

いつかやりたい事の一つに
木材倉庫内で、白い木、黒い木、赤い木、トロピカルな木って
色分けして並べたイベントみたいな事やったらどうかなぁ・・って思ってる。
コーディネーターの人たちに木ってこんなに色があるんだぁって知って欲しいから。
あと匂い分けとかも面白いかもしれない。
寝室にはこの香りの内装材を使って・・みたいな・・
中には臭い木もあるんだよねぇ・・
アメリカ人って米ヒバの香りが受け付けないって聞いたことがあるけど
ホントかなぁ・・
このパオロサは香りはあまり強くない。
これを削った加工屋さんの話では匂いは少ししたというけど・・
鼻を付けても香りを感じ取る事ができない。

重さは、凄く重いよ。ズッシリって感じ
ウェンジとかイタウバとか、それ位重い木。
でも厚みは薄めだから・・

赤い木の中では木目の動きと白太(サップ)のバランスが良くて
面白い表情になっているかと思う。
色の経年変化は経験値がなく不明、
パドックみたいに深くなるといいんだけどね。。


サイズは左から
① 3150 400-450-470 t25mm
② 3150 450-490-510 t25mm
③ 3150 510-560-550 t25mm
④ 3150 540-570-600 t25mm
⑤ 3150 200-310-360 t35mm
⑥ 3150 350-400-430 t35mm
⑦ 3150 490-500-540 t35mm
⑧ 3150 420-440-480 t35mm

一部プレナーのかかっていない箇所もあります。
(特に⑤~⑧の木裏部分 グレーな箇所)

空間づくりのアイテムの一つとして使っていただければと思います。